製品紹介

  • 製鋼用アルミニウム添加剤

    製鉄所において銑鉄を鋼に変える製鋼の過程で用いられるアルミニウム塊です。
    溶鋼中の過剰な酸素を取り除くとともに結晶を微細化させるので、薄くて伸びのある鋼材には欠かせない重要な添加剤です。
    当社は国内の高炉メーカーすべてに納入実績を持ち、高品質で認められて参りました。
    現在の日本金属のアルミニウム添加剤はその大部分がアルミ缶やサッシ等のアルミニウムスクラップからのリサイクルによって作られています。
    スクラップからのリサイクルでは、アルミニウムの鉱石であるボーキサイトからアルミニウムを還元する時のおよそ3%程度のエネルギーで製造が可能です。
    日本金属は資源のリサイクルを通じて地球にも優しい非鉄金属メーカーなのです。

  • マグネシウム合金地金

    2種類以上の金属を溶かして混ぜたものを合金といい、合金にすることによって元の金属に無い性質を付与し実用価値を高めることができます。
    マグネシウム合金は比重約1.8とアルミ合金の2/3という軽さを持ち、比強度においてはアルミニウムや鉄をもしのぎます。
    また添加する元素により、軽いだけでなく、強い、耐食性が良い、耐熱性があるなど性質が大きく変わるMg合金の可能性は計り知れません。
    日本金属は合金のあらゆる可能性に対応すべく、お客様のニーズに合わせた合金の製造も行っております。 特殊合金についても御相談下さい。
    日本金属では中国に子会社である恵州日金隆達マグネシウムを設立し、日本金属のマグネシウム合金技術そのままに低コストの合金塊を製造でき、同じく中国子会社の深セン日金隆達貿易にて日本に向けてのみならず、中国から世界各地への輸出を行っています。

  • 再生マグネシウム合金地金

    実用金属中最も軽量で、今あらゆる分野で注目されている金属であるマグネシウムですが、ダイカストをはじめとするものづくりでは不良品や湯口、湯道、切削屑などのスクラップが発生します。
    そういったスクラップをリサイクルすることで、マグネシウムはアルミニウムと同様、鉱石であるドロマイトから新地金を生産するときのわずか4%のエネルギーでリサイクルすることができます。
    しかしマグネシウムの再生は、他の非鉄金属と異なり高度な技術が必要になります。
    日本金属はマグネシウム再生において高品質はもちろんのこと日本最大の再生能力と実績を持ち、業界のトップを走り続けてきました。
    AZ91、AM60といった汎用の合金以外のリサイクルが困難と言われる特殊合金のリサイクルも手掛け、その技術・品質は国内・海外の各業界からも評価されています。
    よりよい再生材を作り世界規模のニーズに応えるため、日本金属は日々前進し続けています。

  • 錫製品

    製鉄所内の錫めっきラインで使用する錫です。
    輸入される錫地金は、めっきラインでそのまま使用できない大型塊が多く、溶解作業性及び安全面においても支障があり、当社にて溶解加工しハンドリングよく使えるようにしております。
    製鉄所内に設置された戸畑工場で製造されるのでお客様の要望にタイムリーに応えられるのが特徴です。

    非鉄金属 錫粒 亜鉛粒